カーポート

カーポートって何?

カーポートは、車を停める敷地に屋根と柱、梁だけで壁に囲まれていない簡易的な車庫になります。 もちろん余裕があれば、愛車を守る観点からも車庫を作る方がいいですが、予算的にもスペース的にも難しいケースが多いです。 そこでカーポートです。壁のある車庫を作るよりも安く、短時間で、狭い場所でも設置できます。
カーポートが世に出回り始めたのは1970年代。それまで庶民には手が出なかった高級品・自動車が一般の家庭にも浸透し始めたころです。 車社会とも言える現代では、一家に一台どころか、地域によっては一人に一台自動車を所有していますから、新築外構ではカーポートは必須と言えるでしょう。

カーポートは便利

カーポートがあれば天候による車のトラブルを防ぐことができます。 雨の日に車の乗り降りがスムーズにでき、小さいお子様や高齢者の方の乗り降りも楽になります。 雪や霜は車が凍り付いてかき落とすのも一苦労です。屋根があることで降雪や凍結を防ぐことができます。 台風などの強風による飛来物を防ぐこともでき、車に多く使用されているプラスチックやゴム類、塗装は紫外線によって劣化するためカーポートで防ぐことができます。

色々あります、カーポートの屋根材

カーポートの屋根材には、ポリカーボネート、FRP(ガラス繊維強化プラスチック)、スチール折板、アルミ形材があります。 ポリカーボネートは、割れにくく軽量で紫外線をカット(吸収)し、高い光線透過率で明るく、防火性能があり、中には熱線吸収機能を持つものもあります。 FRP(ガラス繊維強化プラスチック)は、強度と柔軟性を合わせ持っているため引っ張りの強さ、曲げの強さや弾性率に優れています。 さらに紫外線をカットし、光線透過率が高く、熱線遮断タイプの素材もあります。スチール折板は耐荷重性と遮熱性に優れ、積雪や強風のエリアに適しています。 アルミ形材は、遮光性、遮熱性に優れ,錆にも強いのが特徴です。